【総括】さあ株式投資を始めよう! ~口座開設からお金を増やすまで~

投資

さあ、フウタの「株式投資」についての授業もついに大詰め!前回の授業では【チャートの読み方】の基本まで解説しました。今回はいままでの授業を総括して、口座開設から実際にお金を増やすまでの流れを解説していきます。

『株式投資』 口座開設から利益確定まで

さっそく、口座を解説しましょう!と言いたいところですが、いままで肝心なことを話していませんでした。それは、株式投資でかかる費用のことです。

株式投資をするにあたり、かかるお金はたったの2種類です。

  • 取引手数料
  • 税金(20.315%)

この2つだけです。取引手数料は証券会社によって変わってくるので、各証券会社の紹介をする機会があれば説明しますね。

まずは証券口座を開設しよう。

株式投資を始めるには、保有した株式を管理する口座『証券口座』を開設する必要があります。証券会社によっても異なりますが、フウタが知っている証券会社のほとんどが口座開設を無料で行えます。

口座の開設が無料でできるのは、とりあえずの一歩が踏み出しやすいですよね。皆さんまずはとりあえず一歩踏み出してみましょう。証券口座の開設には、

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 銀行口座

この3つがあれば、大抵の証券会社で口座開設ができます。

特定口座?一般口座?

証券口座を開設する際に、特定口座にするか一般口座にするか選択する場面があります。この二つの違いは税金の取扱いです。

特定口座は、口座内の所得金額を計算し、年間取引報告書を作成してくれます。さらに、特定口座を選ぶ際に、「源泉徴収あり」を選択すると自動的に税金が差し引かれるようになるので、確定申告が不要となります。ズボラな皆さんには特定口座(源泉徴収あり)を選べば面倒な手続きを一切しなくて良くなるのでおススメです。

一般口座は、自分自身で損益計算し、計算明細書を作成する必要があります。面倒はありますが、株式投資以外にも所得がある方は、ほかの損益を加味して税金の計算ができるので、節税ができるケースがあります。

株を取引きしよう

ここからは、皆さんが証券口座をすでに開設していることを前提にお話をします。株取引の流れはたったの3ステップ!

銘柄を選ぶ

買い注文を出す

売り注文を出す   以上!

スクリーニング

銘柄の選び方は、【割安株を選び】【チャートを見て決める】これは前回までの授業でお教えしましたね。しかし、2022年2月28日時点での上場会社数は、『3826社』この中から購入する株式を探すのは、気が遠くなりますよね、、、

そこで皆さんに使っていただきたい機能があります。それは「スクリーニング」です。ネットショッピングで使用する「絞り込み」機能と同じです。一定の条件を設定して、該当する銘柄を絞り込んでくれます。このスクリーニングを利用して、

  • PER
  • PBR
  • ROA
  • 配当利回り
  • 業績予想修正率
  • コンセンサスレーティング

フウタの割安株の基準を設定して調べてみると、30銘柄前後まで絞り込めます。1分で30/3826の絞り込みができます。めちゃめちゃ便利ですよね。

スクリーニングで絞り込んだら、チャートを見てみて上がりそうだと思ったら早速購入!

買い注文を出そう

株式にはそれぞれ『単元株』というものがあり、○○株以上じゃないと取引できません。という下限の株数が決まっています。もちろん企業によって異なりますが、ほとんどの企業の単元株が100株となっております。

株価が500円の銘柄があったら、500×100株=50,000円で購入ができます。

注文の種類は『成行注文』『指値注文』があります。

成行注文…値段を指定せずに注文

指値注文…値段を指定して注文

基本的に慣れていない方は、買い注文は成行注文でいいと思います。

銭ゲバ学院性
銭ゲバ学院性

もっと安くなってから、、、!

余計な欲をかいて買えないのが一番もったいないです(笑)いまの株価がその日の最安値かもしれないですからね。もちろん慣れたらどんどん指値注文にチャレンジしてください!

売り注文を出そう

買い注文を出して、買うことができたらすぐに売り注文を入れます。このときの注文方法は『指値注文』にしてください。『成行注文』だと、思いがけない下げ相場に出くわしてしまい、約定(売買が成立すること)の株価が想定を大きく下回る可能性もあるからです。ふと携帯を見たら「損失が出た状態で約定していた…」なんて笑えないですからね。

株式投資のいいところは、指値注文のように注文の予約ができることです。皆さん普段はお仕事をされていて、日中に携帯を見ることは難しいと思います。でも株式投資ならトイレで注文を出して、次にトイレに行ったときには利益が出ている!ができるんです(笑)トイレの回数が増えすぎて、頻尿を疑われないようにだけ気を付けてくださいね(笑)

いくらになったら売るっていう自分ルールを作ると、悩まなくて済むのでおススメです。ちなみにフウタは【配当金分の利益が出たら売る】をルールにしています。

例えば、株価500円/配当金20円の銘柄があったとしたら、520円になったら売ります。20円をしょぼいと思う方がいるかもしれませんが、20円=2000円の利益ですからこれを毎週できると、50,000円を元手に月に8,000円の利益。元手が50万円あったら80,000円の利益ですからね。結構馬鹿にできませんよ?

株価が上がらなかったらどうしよう…

これ、皆さん不安になりますよね。これはねぶっちゃけ諦めるしかない(笑)諦めるといっても焦って売るのではなくて、保有し続けることをお勧めします。皆さんチャートを見るようになるとわかると思いますが、株価はそのうち回復します。なので焦らずに待ちましょう!

というか株は保有しているだけでも『配当金』という利益を得ることができます。そういった場合に備えて配当金がある銘柄をスクリーニングで選んでいるんです。

例えば、皆さん銀行の預金金利っていかほどか知っていますか?銀行は皆さんから預かったお金を他人に貸して利益を出しているので、預金金利という形で、預金者に還元してくれています。この預金金利ですがゆうちょ銀行で「0.001%」、100万円預けて1000円です(笑)ぶっちゃけふざけてるのかと思いますよね。カードローンで100万円借りたら金利で12%とか取るくせに…

それが配当金だと、一番高いところで【商船三井/11.31%】(2022年2月1日時点)も貰えるんですよ!株を100万円分保有していたら、113,100円です。銀行金利の100倍以上です(笑)株価が20%下がっても、2年あれば回収できます。なおかつ株価が戻れば2重取りできて美味しいですね。

ナンピンってぶっちゃけどうなの?

ナンピンというのは、株価が下がったらさらに買い増すことです。これにはメリットもありますが、デメリットもあります。

メリット

  • 平均取得価格が下がる。(700円で買って、その後500円で買ったら、600円で2回買ったのと同じになる)
  • 受け取れる配当金が増える。

デメリット

  • 含み損(確定していない損失)が増える。

色んな意見があると思います。色んな人のブログを見ると、

ブロガーA
ブロガーA

ナンピンはするな!

ブロガーB
ブロガーB

早めに損切りして負けを減らせ!

っていう声が多いんですけど、フウタは俄然ナンピン派!「ナンピンはするな」「損切りしろ」っていう人は、多少損失が出てもそのお金で新たに利益を生み出せる自信がある方です。投資のプロですね。でも素人目線に立った時に、損切りを繰り返して損してばっかりじゃん!ってなるわけですよ(笑)フウタは逆に素人こそ損切りはせずにナンピンするべきだと思うんですよね。株の損失って売らない限り確定しませんから。上がる可能性に賭けたほうが高確率だと思うんです。

これで皆も投資家の仲間入り

さあ、やっと『株式投資』の解説が完結します。かなり嚙み砕いて説明していますし、ややこしい話とはすっ飛ばしているので、ほんとは説明したいことはまだまだ山ほどあります。

でもいままでの授業をなぞるだけでも、十分利益を出すことができます。不安に煽られて頭でっかちになってしまうとスタートすら切れずにどんどん周りと差がついていきますよ?

幸い口座開設は大抵の証券会社は無料でできるので、是非一歩を踏み出してみて下さい。質問とか、こんな記事書いて欲しいっていう要望があれば、お問い合わせフォームか、インスタグラムでDMしてくれれば対応します。

今日の授業もお疲れさまでした。次は興味を持っている友人も多い投資信託について書いていこうと思います。それではまた次の授業で。

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