【厳選】株式投資における銘柄の選び方 基準を知って割安株を発掘しよう!

投資

さて、今日も投資の勉強を頑張っていきましょう!

前回の授業は『負けない投資法』についてでしたね。方法は分かったけど、どんな銘柄を選べばいいの?今回はその疑問を解消していきます。

結論は安定している企業かつ割安な企業に投資をするということです。

安定している企業とは?割安とは?早速解説していきます。

2021年に倒産した上場企業は1つもない!

企業が上場を廃止すると、保有している株式が取引できなくなるため、株式の価値がほぼなくなってしまいます。上場廃止の要因は様々で(倒産・合併・書類不正等)、上場廃止が決まることによって株価が上昇することも多くあります。合併するタイミングなんかは直前の株価よりも高く取引できることが多いです。特に気を付けなければいけない倒産については2021年に1件もないんです!コロナで大変な世の中なのに、、、

ってことはそんなに気を付けなくてもいいじゃん!これがフウタの結論です(笑)

ただし、1000円で購入した銘柄が100円まで下がって一生そのままだともちろん損をしますよね。なのでできるだけそうならないように、銘柄選びで気を付けること6点をご紹介します!

6つの銘柄選定基準

フウタが銘柄を選ぶ際に設けている基準はたったの6つだけ。専門用語が多くなるけどみんな頑張ってついてきてね!

  • PER(株価収益率)
  • PBR(株価純資産倍率)
  • ROA(総資産当期利益率)
  • PCFR(株価キャッシュフロー倍率)
  • コンセンサスレーティング
  • 業績予想修正率

一気に難しく見えてきちゃいましたかね、、、意味は説明しますけど、ズボラさんは覚えなくていいです(笑)それぞれ単語だけ覚えてください。それだけで銘柄は選べます。

PER(株価収益率)

まずは、PER(株価収益率)についてです。株式投資の銘柄選びで避けては通れない基準です。これは一言で表すと、 1株当たり、どれだけ収益をあげられているか です。

株価÷1株益=PER となります。

アルバイトを例にしましょう。時給800円で雇った高校生と、時給1200円で雇ったフリーターがいます。どちらも1時間で100円の利益に貢献してくれました。同じ利益だったら安く雇えた高校生のほうが、企業としては割安でコストが抑えられますよね?この数字を表すのがPERです。この場合、(株価=時給)÷(1株益=1時間利益)高校生のPERは8倍、フリーターのPERは12倍となります。

PERは低ければ低いほど割安ということですね。株式市場のPERは、平均すると、おおむね10倍台で推移しており、標準は15倍前後と言われています。この辺りを基準にするのが良さそうですね。

PBR(株価純資産倍率)

PBR(株価純資産倍率)は、 1株当たりの会社の資産 です。

1株純資産÷株価=PBR となります。

そもそも株式って会社の所有権を分けたような存在ですよね。ってことは1株当たりの会社の資産って株価と同等になるのが普通だと思いませんか?っていうのがこの基準。数字が低いほど割安ということですね。

この基準の使い方は2つありまして、

  • PBRが1倍未満の会社は、1株純資産と比較して株価が安いということ。少なくとも1倍になるまでは株価は上がるよね?
  • PBRが1倍を超えている会社は、株価が下落しても1倍を大きく下回ることはないよね?

っていう2つの考え方があります。PBRが高すぎる会社は、株価が以上に高く評価されている可能性があるので、株価暴落の足音が聞こえてきそうです。

フウタ的にはこの基準を一番大切にしてるかも、、、

ROA(総資産当期利益率)

ROA(総資産当期利益率)とは、会社の総資産に対する利益の割合です。数字が高ければ高いほど効率よく利益を上げられていることになります。

当期純利益÷総資産=ROA となります。

そもそも総資産に対して、おたくって利益を上げられてるの?っていう疑問を企業に投げかける指標ですね。莫大な売り上げをあげていても、コストをかけまくっていて利益がないんじゃ意味がありません。コストの削減はサラリーマンの永遠の課題ですね(笑)コストを減らすためにまずは無駄な残業を見直して欲しいものです。(笑)

ごめんなさい。個人的な愚痴も混ざりましたが、一般的にはROAが5%を超える企業は優良企業と呼ばれています。かといってそもそもコストがかかりにくい業種【IT系など】はROAが高くなりやすい傾向があるので、ROAだけで判断しないように気を付けてくださいね。

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)はPERと非常に類似しています。考え方は同じですが、利益の捉え方がことなります。PERは株価を1株利益で割りましたが、

株価÷1株キャッシュフロー=PCFR となります。

一株キャッシュフローとは、、、ってなりますよね。企業は事業拡大のために設備投資をすることがあります。PERの計算では、設備投資にお金をかけて利益率が下がった企業を排除してしまう危険性があります。そこで登場するのがPCFR。設備投資の減価償却分を利益に反映させたものなので、事業拡大のために一時的に利益率が下がってしまった企業を見逃しません。

ややこしくてわかんないよ って方は、PERより少し細かく見た指標なんだな程度の理解でも大丈夫です。

コンセンサスレーティング

ズボラで銭ゲバな皆さん!いいニュースです!人任せにできる基準があります。コンセンサスレーティングとは、アナリスト(投資の専門家)が個々の銘柄について「買い」「中立」「売り」などの推奨レーティングを付けていき、その平均値をとったものです。すなわち『専門家のおすすめ』です。

これは0~5の数字で表され、もちろん5になるほど評価が高いということです。数字が高い企業は専門家からも評価されているし、これから値上がりするんじゃないの?ってことです。

これは3以上あると安心できる気がしますね。

業績予想修正率

企業は、期の初めに予算を組んで、そこに向かって事業に取り組んでいきます。業績予想修正率は、変更前と変更後の業績予想を比較し、増減率を計算したものです。要は思ったよりこの先の業績が伸びそうだぞ!っていうのを会社自身が教えてくれるんですね。

この数字はマイナスになっていなければOK!1%でも元の業績予想を上回っているといいですね。

これまでは企業の結果に目を向けましたが、ここで企業のこれからに目を向けます。いままでの数字を見てきて、安定した企業なんだな。しかもこれから予想以上に利益が上がりそうじゃん!ってなるわけです。

割安な銘柄を買おう!(まとめ)

ぐだぐだ言ってきたけど、どんな銘柄をフウタが購入しているかまとめます。

  • PERが10~20倍までで
  • PBRが1倍前後で
  • ROAが5%以上で
  • PCFRが10~20倍までで
  • コンセンサスレーティングが5に近いもので
  • 業績予想修正率がマイナスになっていない!

これから成長するかもしれない企業を探すには、たしかに専門的な知識や一定の運が必要ですので、難易度が高いです。でも割安な銘柄を購入する方法であれば、リスクを少なくリターンを狙うことができると思います。

インスタではおすすめの銘柄も毎週公開していくから、興味があったらそっちも見てみてね!

さて、ここまでで『投資の方法』『銘柄の選び方』を説明しました。あとは『タイミング』さえ分かれば、皆さんも株式投資をスタートできそうですね。

次回は、タイミングをキーワードに、株の買い方・売り方を解説していきます。それではまた次の授業で。

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