【危機回避】投資のリスクを正しく理解しよう 誰しも未知が一番怖い!

投資

さてさて、2時間目の授業を始めていきたいと思います。本日の内容は投資のリスクです。投資に対して、漠然と怖いというイメージを持ってる方は多いと思います。

いきなりですがそんな方々に質問です!皆さんはどうして投資が怖いと思いますか?

ほとんどの方がこう答えると思います。「なんとなく、、、お金が無くなる可能性があるんでしょ?」めちゃくちゃ漠然としていますよね。知識や経験として知らないものは怖い。当然のことです(笑)

少し話が逸れますが、初めて自転車に乗った時怖くなかったですか? どうしてあんなに不安定な乗り物に乗れるのか意味不明じゃありませんでした? 今皆さんが感じている恐怖はそれと同じ種類のものです。

補助輪があれば怖くない!なんなら慣れてしまえば快適ですよね。怖いなんて感情はそんなものです。幽霊は存在が不確かだから怖いのと同じです。今回の記事では、投資の何が怖いのか可視化・言語化してフウタが皆さんに補助輪を授けます!スイスイ漕げるように一緒に頑張りましょう!

リスクを制する者は投資を制す!

前回の記事の末尾で、フウタが放った捨て台詞ですね。 まだ読んでない人は、【投資=ギャンブル? ① ~投資の種類について学ぼう~】を読んでみて下さい。

投資で継続して利益を上げるには、リスクの把握は必須です。むしろここが8割といっても過言ではありません。怖いもの嫌なことからは逃げていいんです!むしろ全力で逃げてください。これを格好よく言い換えるとリスクヘッジといいます。リスクヘッジについては、投資の対象によっても異なるので、また別の機会に触れていきます。

リスクは大きく分類して6種類!

価格変動リスク

世界の政治や経済情勢などの要因により、市場の需給関係が変化し投資商品の資産価値が上下するリスク

為替変動リスク

為替レートの変動により外貨建ての投資商品の資産価値が上下するリスク

金利変動リスク

金利の変動により債券や株式の資産価値が上下するリスク

信用リスク

国の財政悪化や企業の業績の悪化・倒産により、元本や利息の返済が不能になるリスク

流動性リスク

換金したいタイミングで投資商品を売却できないリスク

カントリーリスク

投資した国の政治や紛争・戦争などにより経済が不安定になるリスク

、、、要領の良い方は気づいてしまったかもしれません。①②③は下がるかもしれないし、上がるかもしれないよ?って言ってるんです。ということは純粋なリスクは④⑤⑥だけになるわけです!

前提としてリスクが大きい=リターンも大きいってことは覚えておいてください!

投資の対象によってリスクの数が違う!

当たり前のことですが、投資の対象によって抱えるリスクの種類が違います。 それぞれの投資にはどのリスクが該当するのか見ていきましょう。

株式投資のリスク

結論・・・①価格変動リスク③金利変動リスク④信用リスクです。※日本の企業の株式だけを投資対象とした場合。

外国企業の株式も投資対象に含めると、②為替変動リスクと⑥カントリーリスクも追加されます。フウタは英語も喋れないし、世界情勢にも興味がないのでここには手を出しません(笑)

  • 会社業績が上がれば株価が上がり、業績が下がれば株価は下がります。
  • 金利が上がれば企業は借入(設備投資等のため)をしにくくなるので、事業の拡大が失速して株価が下がります。反対に金利が下がれば企業は借入しやすくなり、事業の拡大が加速して株価が上がります。
  • 企業が悪さをして社会的な信用がなくなったとき、株価は下がります。(電〇の社員が過労自殺したときとか、、、)

①②については、上がる可能性も含めてリスクと表現しているので、そこまで気にしなくてもいいです。補足情報をいれると、2021年の上場会社数は3827社で、倒産した会社はです!なので④信用リスクはそこまで気にしなくても良さそうですね(笑)

あれ、、、株式投資って激甘ですやん、、、

投資信託のリスク

投資信託は、ざっくりいうと株式等の集合体なので、株式投資とほぼほぼ被ります。ただ、プロの投資家の人件費がかかっている分、早めに売却してしまうと手数料割れして損することが多いです。なので④流動性リスクはある程度あると認識するのが良いかもしれません。

この記事書いていて思ったけど、投資信託って気張るほどのリスクがないんだよなぁ(笑)

FXのリスク

はい、投資信託のところで少しサボりました。ごめんなさい。

うん、FXはね、⑤流動性リスク以外の全部のリスクを背負ってる、、、その上レバレッジ(証拠金の4~25倍)をかけることで自分が持っている以上のお金を動かすこともできます。その点はFXならではのリスクかもしれません。

株式投資とFXの違いは、企業に投資するのか、国そのものに投資するのかという違いです。

株式投資はそれぞれの企業からリスクとリターンが生まれますが、FXは貨幣価値の差を利用した投資なので、必ず2つの差で見なければなりません。

あとFXで気を付けなければならないのは、ずーっと保有し続けることができない点もリスクです。FXには強制ロスカットというものが存在し、為替の差で生まれた損失が証拠金の金額を上回りそうになった時、勝手に為替取引がされてしまうんです。「上がるまで待つぞ~!」ができないのは結構痛い、、、

ほかの投資よりリスクが大きい分リターンも大きくなっていきます。同時にいろいろなところを見て情報を仕入れなければならないので、ズボラさんには向きませんが、噂好きの人には向いているかもしれませんね。

不動産投資のリスク

不動産投資の場合は、⑥カントリーリスクはありませんが、⑤流動性リスクが非常に大きいです。不動産の相場が高い!と思って売却にかけたら、買い手が見つかる前に相場が大きく下がってしまったみたいなことですね。

あとは④信用リスクに近い考え方になるのですが、自然災害リスクというものがあります。大地震が起きて賃貸で貸し出すことができる状態ではなくなったりということですね。賃貸で貸せなくなるだけでなく、貸せる状態に戻すために修繕費用まで必要になってきます。ほかの投資は資産がなくなるだけで済んだのに、余計な出費まで必要になってきます。

しかし、ほかの投資と比較して値動きは緩やかなので、寝て起きたら資産が半分まで減った(´;ω;`)みたいな危険性がないのは、非常に魅力的ですね。

仮想通貨のリスク

さあいよいよ最後です!

仮想通貨のリスクは、⑤流動性リスク以外のすべてです。なんか既視感がありますね(笑)そうFXと同じなんです。だって仮想通貨も 通貨=お金 なんですから。ただし、FXと違う部分もあります。仮想通貨の取引では、証拠金ではなく実際に自分自身のお金を換金しますから、上がるまで待つぞ~ができます。

ある意味、株式投資とFXのハイブリッドとも言えそうです。

逃げる準備はできましたか?

またまたざっくりですが、それぞれの投資でなにが怖いのか分かってきたんじゃないでしょうか?ここまでリスク、リスク、、リスク、、、と連呼してきましたが、逆に言えばリスクを避けることができれば、勝てないまでも負けることはないんです。

今日で負けない準備はできました、、、でも負けないだけでは意味ないですよね?

次からはついに勝つための授業です。まずはフウタが最も得意とする「株式投資」の授業から行きます。ここからは大枠だけではなく、少し踏み込んだ内容になってくるので、ズボラで銭ゲバな皆さん!しっかりついてきてくださいね。

ではまた次の授業でお会いしましょう。

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